顕彰会のメンバーで、元歴史研究編集長で現在歴史家、タレントの
井手窪 剛様から顕彰会に手紙が届きました。

『小俣公司様

 前略、すっかりご無沙汰しております。
 ご挨拶としては不適切ですが、私が内実ひとりで歴史監修した映画の
 パンフレットをお送り申し上げます。
 ご高覧にあずかれば幸いです。
 時節柄どうぞご自愛ください。草々。
      
                  令和6年7月23日    井手窪 剛』

実はそのパンプレットは、今話題の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
のものでした。

そんな、凄い方だったのですね。

それでは、今回素晴らしい話題提供をしていただいたので、
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の紹介をします。

これは、眞邊明人のビジネス小説を原作としたコメディ映画で、
2024年7月26日に公開されました。

この映画の物語は、2020年のコロナ禍を背景にしています。
首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死するという事態に陥った
日本政府は、AIとホログラム技術を用いて歴史上の偉人たちを復活させ、
内閣を構成するという斬新な計画を実行します。

歴史上の偉人たちが現代の日本を救うために立ち上がります

この映画は、豪華なキャストとともに、歴史上の偉人たちが現代に蘇ると
いうユニークな設定で、観客を楽しませるエンターテインメント作品です。

キャストは
内閣総理大臣:徳川家康(野村萬斎)
内閣官房長官:坂本龍馬(赤楚衛二)
財務大臣:豊臣秀吉(竹中直人)
外務大臣:足利義満(小手伸也)
経済産業大臣:織田信長(GACKT)
総務大臣:北条政子(江口のりこ)
厚生労働大臣:徳川綱吉(池田鉄洋)
農林水産大臣:徳川吉宗(髙嶋政宏)
文部科学大臣:紫式部(観月ありさ)
法務大臣:聖徳太子(長井短)
財務副大臣:石田三成(音尾琢真)
警備隊:土方歳三(山本耕史)

設定がとっても面白いですね。

ぴったりのキャステイングだと思います。

それでは比較編として、AIに日本史上の超有名な人物たちで組閣と
それぞれの人物の特徴や能力を説明してもらいました。

『内閣総理大臣:織田信長
 理由:優れた先見性と革新的な思考を持ち、強いリーダーシップで国を統一した経験がある。

副総理兼外務大臣:徳川家康
 理由:長期的な視野と外交手腕に優れており、国際関係を安定させる能力がある。

財務大臣:豊臣秀吉
 理由:低い身分から這い上がった経験があり、経済感覚に優れている。

防衛大臣:武田信玄
 理由:軍事戦略に長けており、防衛政策を立案する能力がある。

法務大臣:北条政子
 理由:鎌倉幕府の実質的な指導者として、法制度の整備に貢献した経験がある。

文部科学大臣:福沢諭吉
 理由:教育の重要性を説き、近代的な学問を広めた実績がある。

厚生労働大臣:緒方洪庵
 理由:医師として多くの人々を救った経験があり、公衆衛生の向上に貢献できる。

農林水産大臣:上杉謙信
 理由:越後の国を治めた経験があり、農業政策に詳しい。また、「良い政治は良い稲作から」という考えを持っていた。

経済産業大臣:渋沢栄一
 理由:日本の近代産業の父と呼ばれ、多くの企業を設立した経験がある。

国土交通大臣:伊能忠敬
 理由:日本全土を測量し地図を作成した経験があり、国土開発に関する深い知識を持っている。』

映画と微妙な違いがあります。

やっぱ、徳川家康より織田信長の方が格が上ですね。

国土交通大臣の伊能忠敬が素晴らしい人選です。

以上、総理大臣以下組閣を当てはめてみると、その人のキャラクターが
はっきりしてきて、面白いですね。