顕彰会副会長の折笠公徳が報告致します。

はじめに

今年は大月市制70周年ということもあって、かがり火市民祭りは準備段階から
たいへん盛り上がっています。

かがり火市民祭りの内容は、大月市の市民が総参加して開催される夏まつりで
神輿の巡業、よさこいソーラン、阿波踊り、大盆踊り大会など熱い競演が
見られます。

武田二十四将の城主小山田氏の遺徳をしのぶ「岩殿山かがり火祭り」を
継承しているこの祭りは、夏のイベントとして県内外にもファンが多く、
遠方からの参加者も多くいます。

我ら小山田信茂公顕彰会の出陣内容は

1.御神隊護衛:まつり街道(三嶋神社~駅前交差点~誠実堂まで)
2.まつり広場の御神火点火式に参加
3.まつり広場のステージにて笹子峠での勝頼公と信茂公の別れ場面の演武(最後のトリ)
 (参加:甲冑サークルSACT隊10名+顕彰会会員2名)
4.小山田ブース(市役所西側駐車場)にて
 ①小山田家と顕彰会活動紹介展示
 ②信茂公絵の展示、刀の「鍔」展示
 ③信玄公兜着用しての撮影、プリントアウトサービス
 ④顕彰会関係本の紹介・販売

 

1.御神隊護衛:まつり街道(三嶋神社~駅前交差点~誠実堂まで)

御神隊の護衛隊として出陣する小山田信茂公顕彰会の甲冑軍団

 

甲冑武者サークル SacT(サクト隊)の手前女性は小山田信茂公役、その隣は武田勝頼公役

 

2.まつり広場の御神火点火式に参加

 

3.まつり広場のステージにて笹子峠での勝頼公と信茂公の別れ場面の演武(最後のトリ)

第41回かかり火市民祭り(山梨県大月市・2024年8月3日) 甲冑隊演舞 (youtube.com)

 

4.小山田ブース(市役所西側駐車場)

 

顕彰会のブース。鎧兜の展示、兜の写真撮影、説明板の展示、書籍販売

 

メインイベントは兜を被っての写真撮影、今年は即材にプリントアウトしてプレゼント

色鮮やかなお二人、ベスト写真賞!

 

間もなく笹子追分人形とコラボが始まります。信茂公人形のお顔は60万円!

 

 

重鎮のコラボ(小山田信茂公顕彰会と笹子追分人形保存会)

 

5.参加メンバーの感想

1)武田和春 副会長

かがり火市民祭りにはコロナ前から参加していますが、阿波踊りのグループだけが
注目され、私たちの顕彰会はどのポスターにも紹介されておらず残念です。
今回もボランティアで神奈川、東京から遠路出陣してくれた甲冑サークルSACT
の皆様に大変申し訳ないという気持ちでおりました。
そんな中でステージ前での点火式時、公民館代表の方が挨拶で「小山田甲冑隊の皆
さんご苦労様でした」とのお言葉で救われた思いがしました。

甲冑武者姿の皆様には、暑い時間帯での長時間に渡り大変な負担を掛け心配しま
したが、以外に皆さん元気で祭りに参加させてもらって楽しかったやまた呼んで
くださいなどのコメントをいただきました。今回、県外の顕彰会会員2名にお願
いし甲冑着用していただき楽しい夏の思い出になったのかなと感じでおります。
一方、年配の私は暑さ、長時間の歩きなど大変辛く”老兵は消え去るのみかな”です。
今回祭りでの歩数実績は14,248歩、約8キロメートルを歩きました。

2)甲冑武者参加者

 顕彰会メンバー 中村様
 大月市かがり火市民祭りのパレードに小山田信茂公顕彰会として参加のため、
 初めて甲冑を身に着けました。まあ暑い!兜が重い!でしたが、頑張りました!
 これを着て戦い野山を歩いた昔の武者どんなに大変だったか実感できました。
 歩きながら大河ドラマの俳優?の気分にもなれました。
 
 顕彰会メンバー 熊谷様
 今回、第41回大月市かがり火市民祭の甲冑隊のパレード及び舞台演舞に参加
 させて頂きました。当初、甲冑を装着できる楽しみと夏の猛暑及び甲冑の重量
 に耐えられるか、非常に不安の中、複雑な心境での参加でした。
 当日、13:00時から舞台演舞のリハーサル、14:00時頃から甲冑の装着と目ま
 ぐるしく忙しい中、小山田信茂公顕彰会の皆様のご協力もあり無事、三嶋神社
 の参拝を経て、出番のパレードを迎えることができました。
 18:00時、いよいよパレード開始、沿道では多数の観客がカメラを片手に応援し
 て頂き、不安要素である気候の暑さ、甲冑の重さを感じなくなるほど沢山の
 元気を頂き、落ち武者になることなく、無事パレードを終えることができま
 した。次の出番は20:30時であったため、夕飯の喫食、給水を充分に取り
 舞台演舞に備えました。14時頃から舞台演舞終了までの間、甲冑を脱ぐこ
 とができないため、休憩時間、徐々にその重みに身に染みて感じられてきま
 した。ご存じのとおり、甲冑は鉄板でできているため、体熱こもり、体中汗
 だく状態、着替えることも一切できず、ひたすら終了まで耐えるしかない
 状況。当時の武士は、このような過酷な状況(気象及び装備)下で戦を行っ
 ていたとは、想像もつきませんし、本当に驚かされるばかりです。きっと日
 頃から鍛錬し、すごい体力だったのでしょう。
 20:30時、脇役ではありましたが、舞台演舞にも参加さえて頂き、何かと
 大役を務めあげることができました。甲冑を装着してのパレードと思いも寄
 らなかった舞台演舞への参加、何もかもが初めてで、自分の人生上、非常に
 良い体験ができました。最後になりますが、大好きな山梨県大月市の発展に
 微力ながら尽力することができ、非常に良かったと思っております。
 伝統ある大月市かがり火市民祭のパレード及び舞台演舞の参加にあたり、陰
 ながら管理面を支えて頂きました小山田信茂公顕彰会会長の小俣さん、副会
 長の溝口さん、武田さん、島崎さん、折笠さん、その他関係者の皆さまに感
 謝致します。本当にお疲れ様でした。来年の第42回大月市かがり火市民祭の
 成功をお祈りしつつ結びの所感とさせて頂きます。
 本当にありがとうございました。
               小山田信茂公顕彰会会員 熊谷浩貴 

皆さん、たいへんお疲れさまでした!

来年も頑張りましょう! エイ エイ オー!